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(学力低下であると言われ、そのための改革がなされている。学力とは何か。そして今求められている学力のありかたについて論じた上で、そうした学力を保障するために教師としてどのような取り組みを行うか、具体的に論じなさい。)
科目等履修生 廣瀬 孝史
数多くの教育問題の中の一つに「学力低下」が挙げられます。学力低下とは、特に1980年代以降の日本において、学力が低下したとされる教育問題です。1990年代から大学関係者の間で学生の学力低下が話題になり、1999年に出版された「分数ができない大学生」で世間に広く知られる様になりました。学力低下の問題は年々激しくなっていき、現場の学校の教師や教育関係者は気づいていながらも放置し、できない子は捨てられて、そのまま中学 ・高校・大学と進んでいった結果なのです。読み・書き・計算・考えることができない人間は社会で自立する事ができずに、フリーター、ニートの出現増加にも繋がったといえます。そもそも学力とは、学校教育によって系統的に伝達され、習得される知識、技能を中心として子どもの中につくられる人間的能力のことです。現代の子どもたちの学力は、(1)判断力や表現力が十分に身に付いていない。(2)勉強が好きではなく、学習意欲が高くない。(3)学校の授業以外の学習時間が少なく、学習習慣が身に付いていない。などが挙げられるほか、自然体験や生活体験などが不足し、人や物と関わる力も低下しています。それらを踏まえ、変化の激しいこれからの社会を生きる子どもたちには、「生きる力」と「確かな学力」を育む事が求められています。「生きる力」とは豊かな人間性、健康と体力、確かな学力の3つの要素からなる力で、「確かな学力」とは、知識や技能に加え、学ぶ意欲や課題を見つけ、自ら学び、主体的に判断、行動し、問題解決する資質や能力を含めたものです。「生きる力」と「確かな学力」を保障するために教師が取り組む事は、一人一人の児童生徒が自分の考えを持てる授業や、児童生徒が自ら課題を解決する授業を展開していく事です。また、家庭とも連携をはかり、学校以外での学習時間を確保するとともに、地域の交流を通じての体験活動を積極的に取り入れていく事もしていく必要があります。
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