|
|
初日を観られた何人かの方が、終演後しばらくは立てないぐらい素晴らしいわよ!とお聞きしていました。
正にその通りで、いつもなら感動したら涙が出てくるわ、息をするのを忘れるわなのに、この舞台はどこで息をしたらいいのか?
苦しくなるぐらいで「息をつかせぬ」スピード感あふれる展開でした。
ゼウスは慈愛に満ちた眼差しで楽はそれに、包容力のある微笑みが加わっていました。
アポロンの後藤さんとは、是非もう一度ヤンさんとのデュエット観たかったので念願が叶いました。リフトはより高く、羽が舞うように軽くプシケの着地にも優しい愛が感じられました。
プシケの歌声はゼウスの声とピッタリ合っていて、聴いている人々は幸せ感いっぱいになりいつまでも聴いていたかった。
二幕のバッカスとのダンスの赤い照明の中での決めポーズでは、
思わず「ひぇ〜〜〜」と言いそうになりました。
闇の女との綱引きは日に日にプシケが強くなっていくような気がしたのですが・・・(笑)
また上田はるみさんがプシケの手首のロープを外すシーンでは二人で、一瞬ですが目を見合わせてニヤリとしていましたが、
これは闇の女がプシケに対する愛なんでしょうか?それともプシケの愛を貫く信念に負けたのかな?
バッカスも初めは怖すぎでしたが、段々にプシケが強くなってきて逆にプシケに翻弄されているような気がして、可哀そうで可愛いバッカスでした。
出演者のみなさんが、ギリシャ神話から抜け出た、動く彫刻のような風情でした。
演奏者の上田君のドラムの迫力は凄かったですね。
パオリンの廣川さんは白い命の花を手にしておられたり、
ピアノの阿部さんはシーンによって色々とポーズをしておられましたね。
一幕ではお三方とも白のカッコいい服装で、二幕では黒に替えられて
乗々でしっかり共演しておられました。
もう、笠松さんの音楽は私たちにとってすっかり馴染んでいます。
素晴らしい!
円形の舞台をぎりぎりまで使って、その外の通路まで闇の女が怪しげなダンスを繰り広げる。色々なジャンルのダンスの融合する舞台を初めて観せていただきました。
上田さんの演出と振付には驚きの連続でした。
楽の何度ものカーテンコールには拍手が鳴りやみませんでした。
ゼウスがプシケをリフト?いえお姫様抱っこで出てこられて、客席は歓声と爆笑の渦でした。
出演者が一輪の白の命の花でしようか?客席に投げ入れて、
プシケは軽やかな足取りで階段を駆け上って、マクベスで共演の少年に手渡されました。
出はお疲れにも関わらず、一階通路で待っている私たちの所へこられて、優しい笑顔でお手紙を受け取って下さいました。
すぐに、駐車場出口に回ると二度手を振って下さってカッコよく去って行かれました。(ため息)
|
|