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3時間の大作なのに、シェイクスピアなのに、わかりやすく泣いて笑って
楽しめました。たくさんの人物が入れ替わり立ち替わり現れるんだけど、
衣装が白(敵)と黒(味方)にわかれていたりで視覚的にも判りやすく、台詞も
皆さんはっきりと聞きやすく、スピーディな場面転換であっという間でした。
アントニーとクレオパトラの愛が縦糸でアントニーとイノバーバスやイアロス。
アントニーとシーザー。クレオパトラと次女たちの人間関係などいろんな横糸
が織り込まれていて飽きさせません。
クレオパトラの口から流れ発せられる赤裸々な心情がなぜか可笑しくて
思わず笑ってしまうし・・・(死に直面している愛するアントニーに「なんて
あなたは重いの!」と言ってのけるクレオパトラにはもう(笑)(笑))
イノバーバス、イアロス、アントニー、クレオパトラのそれぞれの死には涙が
溢れました。裏切り、怒り、悲しみ、悔しさ、忠誠心、嫉妬、後悔の念・・など
さまざまな感情の一つ一つに、古代の話ではなく、今現代を生きる男女人間として
の姿が重なり、女王クレオパトラの真実が身近に感じた気がしました。
しかしまた逆にクレオパトラの死に際しての覚悟と凛々しさは女王としての
並外れたオーラを感じました。
可笑しくて美しくて凛々しくてかっこよくてかっこ悪くて楽しかった〜
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